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愛とSEXと家族

東京でHIV/AIDSの検査に行ってみた

どうも、しーまん(♂)です。
数年前から行ってみたいと思っていたものが、HIV/AIDSの検査でした。別に最近コンドームなしのセックスをしてしまったとかではないです。まずは東京で無料で検査を受けてみた流れをかきだしてみる。

1、予約を取る

検査施設を探すのはこのサイトが便利。
https://www.hivkensa.com/kensa/search
基本的には、保健所が無料の採血検査をやってますが、上のサイトでは有料検査をやっている民間のクリニックまで幅広くカバーしている。

ぼくの場合、最寄りの保健所で検査しようと思って電話するが、予約が埋まっていて無理です的なことを言われる

いくつか保健所に電話するもつながらないか、予約いっぱい。

上のウェブサイトで調べて、東京都新宿東口検査・相談室を見つける。オンライン予約できるじゃん!とQRコードから進んでいくが、1か月先までほぼ予約でいっぱい。。。

仕方ないので、約1か月後の18時を予約。

なので、今すぐ受けたい!と思っても場所によっては結構難しい可能性もありそう。民間の有料検査ならすぐにできるかもですが、費用は数千円かかる模様。1か月先の予約なんて、スマホのカレンダーにメモしないと間違いなく忘れる。。。

2、採血検査を受ける(30分くらい)

検査当日。新宿駅東口から新宿東口検査・相談室を目指します。西武新宿駅の方にあり、歩いて10分くらいですかね。外見はこんな感じ。

エレベーターで上がると、受付がある(中では撮影NGなので、中の様子はありません)。

匿名検査ということもあり、受付では名前を言う必要はない。予約完了通知メールを見せればOK。待合室に行って、こういう椅子に座って検査申込書を書く。(下はイメージです)

少し待った後、番号を呼ばれて、説明室的なところに案内されて、HIV/AIDSの説明や検査の説明を10分くらい受ける。HIVに感染している女性が妊娠して子宮内感染してしまうという話や、母乳から感染してしまうという話は印象的だった。
そのあと、流れるように採血。この検査で注射器からHIVに感染しちゃうなんてことはないよね?とありもしない不安が一瞬頭をよぎるが、無事終了。全部で30~40分くらい。
検査結果は1週間後の同じ時間にもう一度来てください、というシステム。ぼくの場合、都合が合わず電話で結果を聞く日時を変更しました。

3、結果を聞きに行く(30分くらい)

約1週間後、結果を聞きにいってみた。検査申込書の控えを絶対忘れずに、ということだったので、握りしめていく。5分くらい待って、部屋に案内されていよいよ結果発表。何事も結果発表は緊張するもの。。。

「HIVも梅毒も陰性です」

ということだった。その後、別部屋に移動し、再度質問はないか確認され、パンフレット的なものをもらい、全部で30分くらいで終了。

そもそもエイズとは

とまあ、検査はそんな感じだったのですが、そもそもHIV・エイズとは何か。HIVは、ヒト免疫不全ウイルスのことで、文字通り、感染すると免疫が低下する。その結果、健康な時にはかからない弱い病原体にも完全しやすくなり、いろいろな病気を発症。この状態になるとエイズを発症したとなる。

主な感染経路は、性的感染・血液感染・母子感染で、性的感染が8割を超えているらしい。軽いキスでは移ることはないという。(HIVより梅毒の方が感染力は強い。キスでもうつる可能性はある)https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1521200293826/index.html

早期発見できれば、抗HIV薬による治療でウイルスの増殖を抑えて、エイズ発症を防ぐことができるとのこと。かつては「正体不明の死の病」なんて言われていたらしいが、治療薬がかなり進歩していて、服薬を継続しウイルス量が検出限界以下になっていれば、日常生活を送ることができるとのこと。また、子どもをつくることもまったく問題ありませんとのこと。

ちょっと見た記事・サイト
HIV診療「暗黒時代」から改善、制限ない暮らし可能に
HIV検査相談マップ

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しーまん

口癖が「そもそもそれって・・・」の面倒くさいアラサー男。図書館にひきこもっていたいけど、なんとか外界と接触して生きながらえている。東京在住。

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